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感動する話 『120点の涙』

『120点の涙』


A君は母親がとても、重い病気だ 
A君はとても、母親が大好きだった
母親は、手術をすることになった 
母親は、不安だった

A君はそんな母に
「僕は今度のテストで百点とるよ」そう、言った
だが、彼は成績がよくなかった
テストの当日、
彼は百点はとれそうになかった
しかし彼の友達はそっと、彼に答案が見えるようにした
よく、見るとクラスみんなが、
彼に答が見えるように、テストをおいて彼に視線をおくっていた
先生も腹が痛いと嘘をついて教室から出ていった

彼はそれでも、カンニングしなかった (母親とした約束が、嘘になってしまう)
だけど、やはり彼は解らない問題があった
その場所に
カンニングして100点とっては、おかあさんの病気は治らないと書き込んだ

彼に返ってきたテストは120点と、書いてあった
カンニングしなかったから120点だと、先生は笑った

A君の母親もそれを見て、笑った 
お前の為に、死ねないわね と言った

手術の前、
母親は、
「いいかい、お前がそのまま、すくすくと育ってくれたら、母さんは、嬉しいよ」 
そう、言った

そして、それが最後になった 末期癌だった

彼は、一人のときに泣いた 

そんな時、あの先生が、テストをすると、言った
問題は悲しいことを書いてみろだった 
彼は母親の死だと書いた
先生は、その答案にまた、120点をつけた 

そして、言った
「人間に一番必要なのは、人の死を悲しむことだ 
人の死に涙を流すのが大人だ
そしてこの問題をとけたのはAだけだったぞ」

みんなは、うなずいた 
だれひとり、何も書けなかった 
Aのことを思って何も、書けなかった

「A、みんなの前で読んでくれ」と、言われた
僕のお母さんは僕が120点とったけど末期の癌で死にました
誰かに嘘つきと言いたいけど誰に言っていいかわからないので
一人の時は涙がでます

Aは、読みながら泣いた 
先生も、声を殺して泣いていた 
みんなの中にも泣く人がいた
泣かない子も、うつ向いていた

先生は、これが大切なことだと、言った
そしてAに
「お前はなるべくなら学びたくない大切なことを学んだんだよ」と、言った
Aは、ますます大声で泣いたみんなも、泣いていた
その120点のテストは涙で濡れていた     





今日は、この手の話にやたらと共鳴します

「お前はなるべくなら学びたくない大切なことを学んだんだよ」
の箇所で感動

だからこそ、深く味のある人間になれるのではないでしょうか
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